白衣の下に着たりユニフォームにしたりと医療や介護の現場で活躍するポロシャツ

涼しくて動きやすいポロシャツは、近年のクールビズの広まりも後押しし、夏場などを中心に業務効率を上げるためのウェアとして重宝されています。

そんなポロシャツが特に活躍する業界が医療や介護などといった現場です。少子高齢化社会の中において非常に重要な役割を果たすこの業界で、なぜポロシャツが人気になっているのでしょうか。

見た目や機能性などが現場で重宝される要因

ポロシャツが医療や介護の現場で人気の理由に、様々な生地の素材が選べるという点があります。動きやすさはもちろんのこと、働く現場の労働環境に合わせてカスタムしたものを作る事が出来るという大きな特徴があります。

例えば、生地の素材に何度洗濯をしても型崩れしにくい混紡繊維や、速乾性の高いポリエステルメッシュを使うことによりポロシャツのストックが無くなることを防げるというのが人気の理由の1つです。また、襟が付いているというのもポロシャツがこうした現場で好まれる理由の1つでもあります。

医療や介護の現場では、緊急の場合に備えていつでも動ける準備をしておく必要があります。そんな時にスーツやワイシャツなどといった格好では対応できないでしょう。かといって、Tシャツではラフすぎるといった要望に応えられるのがこのポロシャツなのです。

通販業者も増加傾向にあります

最近では、医療や介護の現場向けの白衣の下に着る用の、あるいはユニフォームとして利用するためのポロシャツを販売する通販業者なども多数あります。以前であれば、一般的なポロシャツ販売業者などを利用し、それを自分たちで医療現場などに向けた仕様にしなければならないという事も少なくありませんでした。

しかし、今では医療や介護現場用の衣料品を扱う通販向け業者も増え、こうした業界の衣服製作のノウハウを持ち合わせている所も沢山あります。例えば、作業能率を上げるため、現場で同じユニフォームを着用し士気を高めたいなどと思った時には、こうした業者に連絡してみると良いかもしれません。

どんな技術力を持つ通販業者を選べば良いのか

今では数多くあるそうしたポロシャルの通販業者ですが、初めて利用する場合などはどんな所を選べば良いか分からないという方もいるのではないでしょうか。そんな時にまず確認しておきたいのが、取り扱っている生地の種類が豊富であるかどうかです。

これは自分達の欲しいものが選びやすいと同時に、その業者の技術力を確認するという側面からも大事なポイントです。多くの種類の生地を取り扱っているということは、それだけ多くの組み合わせに対応出来るということになります。

医療や介護の現場などで利用するポロシャツには、様々な機能が必要な上、その病院や施設などに特化したものを作らなければなりません。それと同時に、様々なカラーリングに対応しているかどうかという点も確認しましょう。

カラーリングでスタッフの担当業務が分かるよう出来ると、いちいち確認しなくても済むようになり、業務の能率化にもつながっていきます。また、濃い目のカラーリングに対応しているかという点も重要です。医療や介護の現場では落ちしにくい汚れが付くことも多くあります。

そのような業務に就くスタッフには、黒や濃紺などのポロシャツを着用するようにして、汚れが付いてしまっても目立ちにくいようにするという工夫も必要だからです。その他、名前を刺繍出来るといったオプションも充実しているかなどという点も合わせて確認しておきましょう。

その他の点も確認して良い業者を選ぼう

技術力や対応力以外にも見るべきポイントがあります。まずはサンプルを確認させてくれるサービスがあるかどうかです。例えば、用途に応じて生地を選んだつもりでも、実際に着てみると着心地や肌触りが良くないということもあります。

また、それ以前にそもそもどんなポロシャツを作ればいいのかイメージがわかないといった場合にも、サンプル確認のサービスは有効なので、このサービスがある業者を選ぶと良いでしょう。

さらに、まとめ買い割引や送料・手数料無料などのサービス面が充実しているかどうかも良く調べておくことがポイントです。

同じようなポロシャツを作ってくれる業者でも、こうした面でコストに差が付く場合もあります。その他にも、領収書発行サービスなどといった法人向けのサポート体制の有無も大事になってくるので、忘れずに確認しておきましょう。

現場別に適したポロシャツがあります!

一言で医療・介護の現場といっても、それぞれ分野が詳細に分かれており、そのそれぞれの現場に適したポロシャツが存在します。例えば、動物病院などでは汚れが付くことが他の科の治療を行う病院よりも多いです。また、レディースクリニックなどでは機能性と同時にエレガントさなどといったファッション性も求められたりします。

介護の現場においても力仕事が多い場合や、汚れ仕事多い場合など現場によって違いがあります。単に医療用や介護用という名前だけで選ぶのでなく、自分の現場になぜポロシャツが必要なのかということを確認した上で最適なものを選ぶようにすることが大切です。

最近はポロシャツのカラーリングが持つ精神的な作用も注目されている!?

最近では、特に医療機関などを中心に、患者の事を考え医師や看護師などが着用する衣服の色に関しても注意を払うという所が増加しているようです。

というのも、病院などにおいて白衣などの白い服装を着て医療行為に臨むと、患者の血圧などを上昇させてしまう恐れがあるのです。参考元→白衣:ユニフォームタウン

ただでさえ病院に来て医療行為を行うといったことは患者からしてみればプレッシャーのかかる上、病院をイメージさせる白衣などの白の服装を見るとさらに緊張感が高まってしまうことがあります。そうなると、体調に変化をもたらしてしまい、適切な医療行為が行えないということが多発しているのです。

そうしたこともあり、特に患者に直接関わる看護師などは、患者をリラックスさせるような柔らかな暖色系のポロシャツを、また受付スタッフにはこれから医療行為があることを意識させないような色合いのポロシャツを着用させるといったような工夫をする医療機関なども少なくないようです。

どうしても分からないことは相談しよう

こうした情報などを確認しても分からないことはあるかと思います。そんな時には実際にポロシャツを作る前に必ず業者などに質問して、不明な点をクリアにしておくことが大事です。分からない点をそのままにして失敗し、作り直しや返品となると時間もコストも無駄になります。

プロの意見やアドバイスも参考にし、現場に最適なポロシャツを作りましょう。